ロイヤルガードの象徴

どうも、せらです。

今回はROの内容からは少し逸れる内容のお話。


について話そうと思います。

はい、攻略もへったくれもない内容ですよー!
ROの内容期待して見に来た人は回れ右推奨です(笑)


えー、まず何で盾について話そうかと思ったかと言うと、
めっちゃ気分です
ほら・・・この時点で期待薄でしょ?



って事で・・・お付き合い下さる方だけどうぞ。

盾とは
剣などによる斬撃、槍などによる突撃、棒や鈍器による打撃、矢や投石、射撃等、遠距離からの攻撃など、あらゆる攻撃から身を守る防具です。
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一般的な定義はこんなもんですかね。


また、大きさや形が様々あります。
一応ROのブログなので、ROから画像をお借りして。

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私の大好きなイリュージョン神の使者。

これは三角盾の形状をした大盾と思われます。
大盾だと思うのは、DEFや重量からの推測にはなりますがw


盾の大きさ

30cm以下
小盾

30〜60cm
盾、手盾

60cm〜1m前後
大盾

1m以上
壁盾

盾 - Wikipediaより。

大きさ一つとっても様々ですし、呼び方の分類まであるんですね。
大盾と言えば、防振りの主人公メイプルが大盾使いですが・・・あの盾どう見ても身体全てと脚までカバー出来る大きさなので、上記の定義ですと壁盾だと思われますね。
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ゲームなんかでもそう言った大きさの盾は大盾と呼ばれてるので、上記定義も絶対ではないのかも知れませんね。


盾はその役割から、大きさだけでなく様々な形を有しています。
有名なものやROで存在する盾を例に数種類紹介してみましょう。

盾の形

丸盾(円盾)
形状の丸い盾全般を指します。
ROでも登場しますがバックラー等は超有名ですね。
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バックラーは直径30cm以下の小型の盾です。
ルネサンス期までに弓兵や一般兵に好まれて使われました。
ブロードソードやレイピア等の片手剣と合わせて使用され、13世紀頃の西洋剣術指南書にもブロードソードとバックラーの扱いが記されているそうです。

軽量で機動性に優れる為、相手の攻撃を読み素早く受け流す使い方になります。
攻撃される前に相手の武器に当てに行き攻撃の手を封じる等の使われ方や、武器を持つ手に添えて力負けしない攻撃、もちろん盾による打撃にも使用されるなど非常にテクニカルな盾であると思われます。

逆に防御出来る範囲が狭くテクニックが無ければ防具としては心許ない点があります。
また軽量であるが故、重い攻撃を捌き切るのも難しいように思いますね。

四角盾・長方形盾
四角形や長方形型の盾となります。
世界的にも超有名なのが古代ローマ時代、テストゥド隊列で知られるスクトゥムですねー。
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四角形で少し湾曲した形状の盾です。
形状は時代によって少し違うようですが、総じて大きく重い盾で防御力に優れていました。

非常に大きい盾でこの形状を利用したテストゥドと呼ばれる密集隊形が有名です。
前列の兵士が盾を前面に、2列目以降の兵士が盾を上に掲げて密集して移動する事により、弓矢、投げ槍、投石等の飛び道具に対して絶対的な防御力を発揮しました。
まさに、RGスキルのディフェンダーですよねーw

デメリットとしては大きく重く、取り回しづらい為、乱戦となると多方向からの敵の攻撃に対しては無力となります。
上記のテストゥド隊列にしても移動が遅いという弱点もあったようです。
まさに、ディフェンダーですよね!!www(2回目)

逆三角形盾
三角形を逆さにした形の盾です。
凧の形に似ている事からカイトシールドと呼ばれるようになった盾もこの逆三角形盾ですね。
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神の使者やミラーシールドも形状的にはこれに当てはまると思われます。

カイトシールドは11世紀中期頃のノルマン人が起源と言われています。
馬上で足を守るために凧のような形状の盾が開発されたようなので、いわゆる騎士の盾として広く普及しています。

カイトシールドを改良したヒーターシールドという種類の盾もあります。
同じような形状ですが、小型化がなされていてカイトシールドよりは取り回しが良くなっている盾です。
RPGや中世風アニメの主人公が持ってるようなカッコ良い盾はヒーターシールド形状である事が多いですね。
実際にも歩兵用に改良・運用されていたようです。


木の葉盾
逆三角形盾の上部に切り欠きを作った形状の盾になります。
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インペリアルガード等はこの形状ですね。確かに木の葉のような形をしています。

基本的にはカイトシールドと同等の使用用途となりますが、身を守る際にも視界を確保する意味があると言われています。

また、騎馬突撃の際にこの切り欠き部分を槍の保持にも使われたそうです。
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12~16世紀頃に西欧で流行した馬上槍試合(トーナメント)の様子にも盾は描かれており、ROのトーナメントシールドにもそれを起源とするような説明文がありますねw


盾の戦術も様々あります。

身を守る防具としての側面がよく知られる盾ですが、実際の戦闘においては武器としても使用されました。

盾の多くは木や革等の素材である事が多いですが、縁や中心部に金属を使用する事が多く、その形状重さを利用した打撃(シールドバッシュ)に使用される事がありました。
まさにシールドプレスですね!!

他にも大盾で身を守りながらの突進(タックル)で打撃及び相手の態勢を崩す事もしていたようです。
これはシールドチャージですね!www

さすがに・・・盾を投げる戦術があったかどうかは定かではありません(ぇ

いや、こんな重い物
普通の力では投げれませんよねwwwww


現代にも盾は存在しています。
軍隊や警察組織の暴動鎮圧部隊で運用さている、ライオットシールドがそうですね。
素材はジュラルミンやポリカーボネート製となっており、防弾性能はありませんが軽量で視界の取れる盾となっています。
もちろん武器として利用される一面もあります・・・暴徒に対して、寄って集ってこの盾で滅多打ちにしている事なんかも。

ああ・・・これが、ヘスペルスリットか・・・恐ろし


盾については、他にもたくさん語りたい部分はあります。
神話に登場する伝説の盾(アイギスの盾やアキレウスの盾等)であるとか、盾と槍を利用した戦術の話(ファランクス)であるとか、何で生まれたか調べると面白い変わった盾(ランタンシールド他)とかとか・・・

さすがにあれこれ詰め過ぎてもしょうがないので、今回はこの辺にしときます(笑)

ではまた。

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